ラーチ合板で家具造り

ここでは、「ラーチ合板で家具造り」 に関する記事を紹介しています。
前回記事と同じく、とある事業所さんの現場ですが、
ラーチ合板で家具を造らせていただきました。

ラーチで造ればローコストとは言え、家具と仮に呼ぶ以上、
人それぞれのイメージもあるでしょう、
また、"大工が作る"ことについてもいろいろ
思惑?が違ったりします。

今回も、施工例の写真や、ラーチ合板に
ステイン着色~ニス塗りをしたカットサンプルなどをお見せし、
出来上がりのイメージの確認をいただき、見積もりに入ります。

まずは、元請けさんからラフスケッチを頂きました。
TPK00

この時に肝心なのが、



家具の外寸重視か、内寸重視かということです。
腰壁や他の家具とのバランス、収まり上、外見の高さや幅、奥行を重視する場合と、
中に入れるものの寸法から、家具の内側の"有効寸法"が優先する場合があるのです。

そこで、使う予定の材料の厚みなども考慮のうえ、
あらためて、寸法のご指定をいただきます。

寸法が決まったら、見積もりのための木取りを考えます。
平たく言えば、材料が何枚あれば足りるのか、どんな規格サイズの板を
使うとロスが少なくて済むのか、などを考えます。
本格的な「家具造作」だと、とても詳細な図面が必要なのですが、
私が大工さん(もっぱら夫ですが)に渡すものはこの程度です(^^;)
TPK07

ここで、もうひとつ。
今回の家具のように、縦と横の仕切りが直交するような作りは、
簡単そうに見えて、意外と施工が大変なのですね。
ここでは、細かくご説明しませんが、頭の中で
組み立ててみてください…なんとなく想像できますでしょうか(^^)

そこで、今回は、上の図のように、縦と横の仕切りに切れ込みを入れて、
互い違いに差し込む方法にしました。
また、棚板の役目をする方の切れ込みは浅く、縦の仕切りとなる板の
切れ込みは深くすることで、棚板がしなりにくいようにしています。

実際に「切れ込み」作っているところはこんな感じです。
切れ込みの突き当り部分をホールソーで丸く板をくり抜いてから、
板の厚み分を切り落とします。
TPK06

拡大~!
TPK02

切れ込みを入れ終わったら、組み立てです。
のこぎりの刃1枚分あるかないか?少しきつめだったり、ゆるかったりします(^^;)
TPK03

どんどん差し込んでいき…
TPK04

完成!
TPK01

あとは、元請けさんが塗装の職人さんを手配くださり、
仕上がりを待つばかりです。

私たちが直接お客様からご依頼を頂く場合は、
夫が塗装までさせていただくことが多く、
「雑巾がけのことも考えて塗膜作っておいてね♪」という
私の要望により、ステインもニスも二、三回塗りで、
わりとしっかり塗りこんでいます。
TPK08

さて、今回の現場の塗装仕上がりですが、後日見せていただくと、
サンダーかけをきめ細かく丁寧に仕上げられた上で、
ステイン着色は無しの、ポリウレタンのみの濡れ色仕上げ。
とてもナチュラルな仕上がりで素敵でした。

塗装でいろいろと表情が変わるラーチ合板。
チャンスがあれば、またぜひ、家具作りしてみたいです。


さて、今日の記事は…
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