キッチンの床にできたシミは…

ここでは、「キッチンの床にできたシミは…」 に関する記事を紹介しています。
先日、キッチン排水からの水漏れで床が変色してきたとのことで、
下見のご依頼がありました。

伺ってみると、確かにこのとおり。
フローリングのつなぎ目に沿うように、黒ずんでいました。
MK01

それにしても、キッチン排水の水漏れで、なぜ、このように
流し台から離れたところだけに黒ずみが…!?

実は、


お客様が前回、キッチンの床をリフォームされた時、流し台やコンロ台などは
そのままで、周りにだけ新しいフローリングを古い床材の上に
重ね貼りをされていたようです。
(ご予算や工期によっては、一度流し台等を撤去し、その下に
 新しい床材を貼ってから、元の流し台を戻すという方法もあります)

それで、流し台やコンロ台が周りの新しいフローリングより床板一枚分
低いところに埋め込まれた!?形になり、流し台から漏れた水が、
その周りの二重に重なった床材のすきまに浸みていき、
シンク前でよく立たれる部分が多少たわみやすいのか、その部分に
水がたまり、黒ずんできたのだと思われます。

では、実際の施工日の様子です。
まず、流し台やコンロ台をいったん撤去します。
元の床板が出てきましたが、漏水による目立った傷みは
見られません。
MK02

ただ、上を歩くと、床がふわふわして何ともこころもとない感じが…
どうも水が染みたことによる合板の内部の接着剤の剥離(写真の左側ご参照)
があるようです。
MK03

そこで、 弱くなった合板部分はすべて取り、コンパネに貼り替え、
流し台の下の一重だった床の上にさらにコンパネを貼り足し、
新しいフローリングと流し台の下の床の高さがすべてそろうようにしました。
MK04

MK05

ちなみに、フローリングをめくり、コンパネに貼りかえたところは、新しくクッションフロアを
貼るため、クッションフロアの切り口分、段差ができてしまうので、木目の樹脂の
見切り材を取り付けました。
MK06

床の下地ができたら、コンパネの継ぎ目にパテをして…
MK07

クッションフロアを貼って完成です。
以前は、排水管の位置が流し台の排水ホースの差し込み口とずれており、
それがホースの無理な差し込みで水漏れの原因になったと思われるので、
床下から排水管の位置変えをしました。
排水管の立ち上がりの穴まわりにコーキングを施すことで、
今後もし水漏れがあっても、今度は流し台の足元から床表面に流れ、
早期に発見できると思われます。
MK08

最後に流し台~コンロ台を戻し、タイル壁と流し台の立ち上がりのすきまに
シリコンコーキングを充填して、皿洗いの時のタイル壁への水はねによる漏水も
防ぎます。 
流し台まわりのクッションフロアはお客様のセレクトで、
元のフローリング材と少しニュアンスの違う木目ながら、
とてもよくなじんでいました。
MK09


今回は、お客様が流し台やコンロ台の中身をあらかじめすべて出して下さったり、
キッチン内の家具も移動して下さっていたので、工事がてきぱきと
一日で完了しました。 ご協力どうもありがとうございました。


さて、今日の記事は…
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コメント
この記事へのコメント
初めまして。自宅新築を始めた2年前から拝読しています。
最近やっと入居しましたが未だ補修が完工せず、
こちらのご夫妻のように愛のある有能な方々にお願い出来たらよかったのにといつも思っています。
さて、実は実家のキッチンも床に出どころ不明の漏水があり、
親は面倒なのか、雑巾を床とキッチンの取り合いに突っ込んだまま早数年(汗)、
私が配管を確認しようとしたら、どうやらサンウェーブの81年モデルで唯一シンク下収納がステンレスボックス仕様で奥の配管が見えないv-12
築30余年なのでリフォームもしたいそうですが、業者選びで臆病になっております(私の新居がこの有様ですし…)。
お二人は大阪在住とのことですが、京都市内でお仕事されることはありますか?
2015/06/22(月) 02:42 | URL | ねむれん #-[ 編集]
こんばんは。コメントありがとうございます。
長くブログをご覧いただいているとのことで、
とても有難く嬉しく思います。

まず、出どころ不明の水漏れの件ですが、
給水管関係なら水圧がかかっていますので
雑巾でどうにかしみてくる水がせき止められる!?なら
給水管ではないのでしょうね(^^;)

夫の見解だと、水栓を開け閉めした時の水栓金具にまつわる漏れか、
排水を流す時の漏れではないかと申しております。

いずれにせよ、床板やその下の根太などを腐らせる恐れがありますので、
一度キッチンをはずして原因を確認したほうがよさそうです。

わたしども、京都は木津川市にお客様がいらっしゃり、
何度も工事にお伺いしております。京都市内もお伺いできますので、
ご両親にご相談の上、よろしければぜひご連絡お待ちしております。


2015/06/22(月) 22:46 | URL | iegasuki(tanegasuki) #-[ 編集]
こんばんは。
漏水のアドバイス、大変ありがとうございます。
確かに、排水だと思います。
ダブルシンクで、片方は食器かごを載せており、そちらの床が濡れていたので、
排水管がY字に合流するタイプで、途中で漏れたのかな?と思いました。
収納が外せたら見えるのですが…
床下は乾燥していました。
あと、先日、入居してから屋外マスを一度も清掃していない(!)と知り、「下水の臭いが気になる」と聞いていたので、帰省した際に…開けてびっくり!見たくないモノがぎっちり溜まっていました…
もしかしてこれのせいで逆流?てこともあるのでしょうか…?

京都でもリフォームをお願いできると知り、「すわっ」と親にこのブログを紹介したところ、「大変気に入りました」とのメールv-10
…ただ、建ててくださった大工さんの行方を捜しているらしく(20年くらい前にお会いした時、戦争で南方に行った話をされていたので、ご年齢的に大丈夫かな…)、
「いざとなったらお願いしたい」とのことでしたv-356
私としては、床が腐らないうちに決断してね…と思うのですが、
お世話になった大工さんへの気兼ねも理解できます。どうしてはるかなぁ…
25日の記事、めっちゃ共感できます!
工務店のスタッフに、読ませてやりたい!…けど、きっと彼らの心には届かないだろうなv-292
そういえば、最近、亡き祖母の嫁入り道具だった80年前の桐箪笥を職人さんにチェストにリメイクしていただいたのですが、半年かけて立派に直してくださいました。
どこをどう直したか、熱心にご説明くださって。
正直高かったけど、頑張って貯金したかいがあったなあと思っています。
私も、本当の意味でよい消費者でありたいと思います。
2015/07/02(木) 00:25 | URL | ねむれん #-[ 編集]
こんにちは。
ご返信ありがとうございます。
ご両親にもブログをご覧いただいたとのことで、恐縮です。

ご実家を建ててくださった大工さんも、
長年のご両親からの熱いご信頼に、
職人冥利に尽きられることでしょう(^^)
大工さんがお元気で、お懐かしい再会が叶いますように。

桐箪笥の職人さんも、職人魂をもった方なのでしょうね。
素晴らしい職人さんと、その仕事ぶりをきちんと評価してくださる、
お客様との出会い、素晴らしいです。

私たちもあやかりたく、日々頑張って参りたいと思います。
また、何かお役に立てそうなことありましたら、
ぜひ、お声をかけてください(^^)


2015/07/02(木) 11:30 | URL | iegasuki(tanegasuki) #-[ 編集]
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