パンタグラフのような金具が折れ、針金で結んでいらっしゃいました。
今までにもあちこち、ご主人が針金で補修をされてきたそうですが、
とうとう動かなくなったようです。
上の方はこのような感じ。
開け閉めを試されているうちに吊り金具も
レールから外れてしまったようです。

新築時に取り付けたことを考えると、30年以上は経っているようですが、
幸い、今でもシャッター本体は特注で製作可能とのことでした。
そして、お正月を挟み、いよいよ新しい雨戸が到着。
段ボール箱に印刷された
"YKK 雨戸ハイシャッター"という文字も、心なしかレトロなような…(^^)
新旧ならんだ、シャッター本体。

そして、無事に取り付け完了。
スムーズに動くようになりました。
お正月をはさんだので、防犯上心配でしたが、
これで安心です。

↑アフター写真なのに、ビフォーと違いがわかりません(^^;)
ところで、お客様から、設備やエクステリア商品の修理に呼ばれると、
だいたいメーカーさんの修理用部品の供給が10年くらい、ということで、
部分的にしか壊れていないのに、修理不能→買い替え・取替えとなることが
あるのですよね。
どんどん新商品が発売されるので、いちいち修理用の部品やらも
長年管理していくとなると、メーカーさんも大変でしょうが、
10年なんてあっという間なので、「え?もう、買い替えないといけないの…」
というのも本当にもったいないものです。
家電と違って、古いのを運び出す、新しいのを置く、というのでなく、
撤去や取り付け工事が伴いますのでね(^^;)
今回のように、レールさえ傷んでいなければ本体が取り替えられるというのは、
とても有難いことです。
そういえば、先日の大寒波で、ご近所のエコキュートの本体が凍結して
部品が破損してしまいました。まさに、10年と少し経過していたために、
メーカーのメンテナンス担当の方が、「部品さえあれば直せると思うのですが、
もう入手できなくて…」とはがゆそうにしていらっしゃいました。
たとえ、20年使っているインターホンでも、子機だけが壊れたら
子機だけを買い替えて使いたいというお客様が多いのですよね。
(それでも仕方なく、本体とセットで買い直されるものですが)
大きな設備商品などは、資源の有効活用のためにも、
部品の供給は頑張ってもう少し長くしていただくか、
高性能や最新のデザインでなくても、
定番のロングラン商品を廃番にせず、
長く販売を続けて欲しいものです。
…といいつつ、給湯器などは、”設計上の耐用?想定?年数が10年"とか
書かれていたような。換気扇とかもそうかな?
設備品は安全上しかたがないとして、
門扉(とくに伸縮門扉)や、建具やサッシ(網戸の戸車とか(^^;))
は部品の交換にも考慮いただけたらと思います。
さて、今日の記事は…
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