木製の店舗庇をメンテナンス

ここでは、「木製の店舗庇をメンテナンス」 に関する記事を紹介しています。
約10年前に造らせて頂いた店舗の木製庇のお話です。
先週末、庇の表面の板が1枚はずれて落ちた、との連絡を頂き、
昨日現場に伺いました。

はずれたのは、庇の表面に縦に張った板のうち、右側面の角の1枚で、
真鍮釘で留めてあったのですが、木が痩せて釘が浮いてしまったようです。
HH01
(上の写真は留め直した後のものです)

この際なので、全体的に点検してみたところ、正面の列
(看板が付いている面)はまだしっかりしており、
向かって左側(板がはずれた反対側)の側面は、
なぜか、



同じように、釘が緩み、板が浮きかけていました。
HH02

とにかく、今回はすべての板をビスで留め直すことにしました。
HH04

一枚ずつ、ビス4本で留めていきます。
1時間ほどで作業は終了しました。
HH03

夫の師匠である大工さんと夫が、一緒にこの庇を造った当時、
ビスで留めるとビス穴が目立ちすぎるのでは…ということで、
真鍮釘を使っていました。

しかし、やはり、屋外で雨ざらしになることや、
頭より上の高さに造ることから考えると、このような場合は、
安全のためにも、ビスを使う方が確実だということですね。

ちなみに、ビスを使うのではなく、板の上下に桟のようなものを
ぐるりと回して、板の落下を防ぎつつ、板を押さえる、といった納まりも
考えられますが、板が重なると水はけの問題で、傷みやすくなることから
この方法にも一長一短があります。
屋外での木材の使用は、つくづく難しいものがありますね(^^;)

さて、ひと通りビスでの固定が終わったあと、夫は庇の上に登り、
笠木やフレームの傷み具合も点検。
すると、庇の両サイドだけがとくに板が傷んでいた原因がわかりました。

下は、庇を造った当時の写真ですが、
正面は、縦に張った板の下地は水平に伸びた角材のみです。
HH05

しかし、側面は、構造合板を下地としています。
この合板と板が全面重なることで、風通しや水はけが悪くなり、
双方が傷みやすくなったものと思われます。
HH06
(この庇、雨樋が内臓されているのがわかりますね(^^))

ここで、改めて一番上と二番目の写真を見ると、
確かに、庇の正面より、側面の方が板が傷んでいます。
それにしても、板がはずれたのが側面で、人通りのない場所で
つくづく幸いでした。

この10年、数回塗り直しをさせて頂いてきたこともあってか、
庇の骨組み自体はしっかりしていたので、笠木など、
必要なところは交換しつつ、今後も、より長くお使い頂ければと思います。


さて、今日の記事は…
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