前回のつづきで、マンションのリフォームです。
お客様が、こちらの壁面の梁下に造り付けの書棚を希望されました。
家具工事として、家具専門の業者さんに依頼する方法もありますが、
今回は大工工事で、夫が担当させて頂くことに。

梁の下に書棚を納め、梁にカーテンレールをつけ、
来客時などは、カーテンを閉めたいとのこと。
デザインや寸法はお任せ頂いたので、コストのこともあり、
お客様が、こちらの壁面の梁下に造り付けの書棚を希望されました。
家具工事として、家具専門の業者さんに依頼する方法もありますが、
今回は大工工事で、夫が担当させて頂くことに。

梁の下に書棚を納め、梁にカーテンレールをつけ、
来客時などは、カーテンを閉めたいとのこと。
デザインや寸法はお任せ頂いたので、コストのこともあり、
造りはシンプルに、(背板も、途中の固定棚もなし)
棚板を支えるスパンを長くしつつ、
本の重みに耐えられるよう、棚板を厚めにしました。
材料は南海プライウッド社の化粧板"アートランバー"、
可動棚用には、ステンレスの棚柱を使っています。
まずは、『台輪』(だいわ)を造ります。

台輪と仕切り板や側板をつなぎます。
この後、一番下の棚板を、裏から台輪に留めます。

書棚の天板は、長いものを一枚通しで使い、梁で隠れるので、
真上からビス留め、組み立て後に梁下に設置しました。

今回は、壁に埋め込まれていた"付け長押し"はそのまま残し、
かぶせるように本棚を取り付けたので、
長押しは本棚の倒れ留めに活用しました。

最後に、カーテンレールを取り付けて完成。
お客様が『想像していたのより、いい仕上がりだ♪』って
言ってくださったのが嬉しかったです(^^)
私自身、本が大好きで、仕事上もカタログなどをたくさん
保管しなくてはならないのですが、市販の置き家具だと、
幅80cmくらいとなると、真ん中に一段固定棚が入る
ことが多いのですね。
そのせいで、せっかく可動棚がついていても、
上下に中途半端な高さの段ができてしまいます。
造り付けにして、壁に固定してしまえば、
全部を可動棚にすることができるので、
そのような時はおすすめです。
次の記事につづきます。
さて、今日の記事は…
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