浴槽がミシミシするのは…

ここでは、「浴槽がミシミシするのは…」 に関する記事を紹介しています。
ブログ更新が一か月ぶりとなってしまいました(^^;)

8月はお盆休みも返上でがんばっておりましたので、
その中から少々工事のレポをさせていただきます。

まずは、わたしたちの『バスルーム特集』のチラシをご覧になったお客様から、
浴槽がミシミシするので見てほしい、とのご連絡がありました。

現場に伺い、実際に浴槽内に座ってみたところ、
浴槽のふちをつかんでゆすっても、とくに動きはありません。
しかし、ステンレスの底板が、ある程度はきしむことを差し引いても、
底を踏むと多少のぐらつきを感じました。
FY02

浴槽を据えたのがここ最近ではなく、何年も前のことで、
しかも、お客様は中古でこの家を買われて、そのあたりの
事情はまったくわからないとのこと。

このままでは、


浴槽につかっても、どうも落ち着かないので、
一度浴槽を撤去し、その下を確認しようということになりました。

そして、工事当日…まずは、洗い場の土間タイルをはつり、
浴槽との間にすきまをつくります。
FY03

そして、浴槽の左側のタイルと、その下地のモルタルも撤去したら、
えいっと、浴槽を持ち上げます。
(浴槽の脚に、基礎となるモルタルの塊がくっついて
 一緒にはずれてますね)
FY04

浴槽の下は、このようになっていました。
「土」そのままの下地ですね…
FY05

最近は、いろいろな工法があるのですが、
ひと昔前?の戸建ては、下の写真のように、
コンクリートの土間に排水管につながる穴を開けてあり、
浴槽の栓を抜いたらこの土間にばしゃーっと水が
流れるようになっていることが多いです。
FY01

さて、この現場の写真に戻りますと、
この現場で、新築時?に床面にコンクリートを打設しなかったのは、
赤い矢印の部分の排水管を、土間より高く立ち上げてあり、
ここに直接浴槽の中のお湯を排水するから…だったと思われます。

(つまり、浴槽から抜いた水がばしゃーっと土間に流れないように、
 浴槽の排水口の真下にこの排水管が立ち上げてある)
FY14

ところが、実際には、洗い場や浴槽のふちからしみ込んだり、
流れ込んだ水が、この土の土間に入っていったのでしょう、
土間を部分的に掘ってみると、周りから水がじわじわと集まってきて、
小さな池のようになってしまいました。
FY06

土間にこんなに水が含まれていたのでは、
浴槽の脚の真下にモルタルの塊があてがってはあるものの、
長年の間に浴槽が動き、きしむようになってもおかしくありません。

それにしても、なぜ、土から水がはけずに、とどまっているのか…
調べるために、さらに土間の下を掘ってみると、今度こそ、
"コンクリートの土間"…この家の基礎に突き当たりました。

つまり、周りも下もコンクリートの基礎に囲まれ、
水が抜けていくところがなかったのですね。

そこで、今回は、この土間の表面の土を取り除き、
(滲んでくる水も掻き出したり、セメントに吸わせたり…(^_^;))
代わりにコンクリートの土間を打設しました。

(工事前の状態を、お客様にご説明するために
 描いたイメージイラストです。ご参考まで…(^_^;))
FY12

イラストを見るとわかるとおり、これでは、再び土間が
下がったり、動いたら大変…ということで、
その新しい土間が万が一にも沈まないように
"とある工夫"もしておきました。
また、新しい土間に水が入った時のことも考慮し、
オーバーフローも設けてあります。

さて、あとは、浴槽を戻し、タイルを張り…
FY07
FY09
FY08

…ここで、洗い場の排水の鋳物製の目皿の中が
割れていることが判明。せっかくなので、こちらも取り替えます。
FY10

あとは、壁と床のタイルを張ったら完成です。
FY11

こういう時、タイルはまったく同じ色や柄のものが
手にはいらないことがありますが、
こちらのお客様…奥様は、なんと、
「私、色が違うとか、ぜんぜん気にならないわ(^_^)
いっそツートンカラーにしたら?メリハリあって面白いよ♪」

ということで、無事にタイル張りも完了しました。
浴槽のぐらつきも止まり、やっと安心してお風呂に入れると
お喜びいただきました!
F様、どうもありがとうございました。


さて、今日の記事は…
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