こんなところで水が漏れていた…しかも

ここでは、「こんなところで水が漏れていた…しかも」 に関する記事を紹介しています。
少し前の水漏れに関する工事のレポートです。

お客様から、"どこからなのかわからないけれど、
床下に水が漏れているので見てほしい"と
ご連絡をいただきました。

キッチンの床下収納を外した部分から床下を覗くと、
確かに、水がしみています。
(写真の左の管はキッチンの排水管で、基礎を貫通して、
 浴室の床下へ通っています。右側はキッチンの給水管です。)
HH01

ここで、ふと疑問に思われた方!

その通り(^^)
「なぜ、こんなところの水漏れに気がついたの?」

そうです。実は、こちらのお宅では、
一年ほど前に、水道メーターの検針で、極端に水の使用量が
増えていると指摘され、水漏れの可能性が浮上。

お客様が、とりあえずと、キッチンの床下収納を外して、
調べてみると、床下が水たまりになっていたのでした。

その時は、浴室のタイル壁内に埋め込まれた給湯管
水栓の接続部が漏れており、浴室のすぐ裏手にあった電気温水器から
給湯管を分岐し、タイル壁を貫通して配管をやり直しました。

給湯管の修理の後、水道メーターが動かないことを確認したものの、
「ここの水たまりの原因が、万が一ですが、
他の原因と重なっている可能性もあるので、
しばらくしてから、ここの水が引いたかどうか、
確認してください(^^)」と、お客様にお願いしておりました。

それから、三ヶ月後や、半年後など、何かのおりに
お声をかけさせて頂いていたのですが、
床下収納庫のものを全部出して、床下を確認するというのは、
水道メーターが正常になった以上、そうそうお客様も
点検する機会もなく…

まさに、今回、"念のための確認"で、別の
漏水の可能性が再び浮上したのでした。

今回は、水道メーターのコマ(正確に言えば、パイロット)は
回っていなかったため、排水の漏れの可能性を疑いました。

近くを通る排水管…流し台や浴槽、洗い場で
排水テストをいろいろとしてみるものの、確証がとれません。

そこで、お客様とご相談の結果、浴室の洗い場と浴槽下に埋められている、
排水管(キッチンの排水も同じ場所を経由)を調べることになりました。

同時に、このお家では、外部の排水枡に地表より沈下してきている
ものがあり、ちょうど、浴室の裏手なので、排水管の確認と同時に、
枡もやり替えようということに。

ここからは、写真でテキパキ流れを追っていきます。

まずは、夫が、浴室の排水管から枡の間を
掘っていきます…と、早速、問題発見!
HH04

排水管の上部がポッキリ割れている!
…しかし、ここが割れているからといって、
キッチンの床下まで水がしみることはなさそうな…
HH03

そして、ふたたび発見!
排水枡の側面に大穴が空いており、
枡の中の水が周囲に漏れています。
新築時に、枡に排水管を接続しようと、穴を開けたものの、
使わなかった穴にモルタルなどを充填せず、
そのまま土で埋めてしまったようです。
HH05

「もしかして、このせいで、枡の周りの土がぬかるんで
 枡の重みで少しずつ下がっていったのかなぁ…!?」と私。

ここで、お客様に、排水の不具合箇所を見つけたこと、
直接の漏水の原因とは言えないが、浴槽と洗い場の撤去の前に、
枡の周りだけを工事し、しばらく様子見をするかをお尋ね。

すると、新築時の浴室のタイル壁に問題があり、
どちらにせよ、こうなったら浴槽を撤去し、壁も直したいので、
浴室の工事も予定通りで、とGOサインをいただきました。

では、あらためて…
今から、この浴槽を外し、洗い場のタイルをハツって
排水管のところまで掘っていきます!
(いつもの心強い職人Tさん)
HH02

夫も、外で、枡と排水管を掘り出し中…
(夫は、浴槽工事より一日早く入っていたので捗っています♪)
HH06

Tさん、浴槽周りと、洗い場のタイルや下地のモルタルを
ガンガンハツリ中!
HH07

浴槽を持ち上げて…
HH08

洗面所に出せないので、なんと、頭上に仮置き。
(良い子はマネしないで…(^^;))
HH09

掘り出したガラと土はすごい量!
私も微力ながら、運搬をお手伝い。
HH10

Tさん、怪しげな"湧き水"を発見!
(膝の先に、小さな水たまりが写っていますね)
HH11

なんと、こんなところに埋められた給水管から
ごく微量の水がしみ出ていたのです。
(メーターのパイロットも動かないくらいの…^^;)
原因は、どうやら、給水管と接続部材(エルボ)の接着材塗布忘れ、
もしくは、接着剤が薄すぎ、経年変化ではがれてしまったようです。
つまり、手でスポンっと抜ける状態でした。

土やモルタルに埋まってたので、水圧で抜けてしまうこと無く
どうにかもっていたようですが、それでも、じわじわと
水がしみ出していたのです。

皮肉なことに?この給水管も、前回と同じ、
浴室の水栓への配管でした。
(前回は給湯管の方でしたが)
HH12

さっそく夫が修理開始!
修理…というより、今度は、新しい給水管
水栓の真裏の外壁を貫通させて接続しました。
(要するにもう元の位置に埋めずに)
HH13

漏水は、やっとこれで原因が判明、解決したので、
(これ以上、他に重なっていなければ^^;)
浴室を元通りにしていきます。

と、ここで、お客様が言っていらした、
新築時のタイル壁の不具合というのが、
タイル壁が浴槽に深く被さっており、浴槽のふちが
狭いせいで、風呂フタが落ちやすい、ということでした。
(浴槽についたコーキング跡からも、いかに、
 タイル壁が被さっていたのかわかりますね)
HH14

で、今までタイル壁に埋まっていた部分の汚れを、
Tさんが、ていねいに取り、磨いてくれました。
HH15

今回は、ちゃんと、浴槽をタイル壁と適切な距離に設置。
HH16

洗い場のタイルもバッチリ仕上がり、
元通りの浴室に♪
HH21

一方、外の排水管のやり替えで頑張っていた夫、
もう一つの問題にぶち当たっていました(^^;)
HH18


なんと、沈下していたので、やり替えた枡の、水下側の
枡も、逆勾配気味になっていることが判明、
結局、そちらも追加工事で、配管をやりかえることになりました。
HH17

それにしても、雨漏りも、水漏れも、配管関係も、
思わぬトラブルが発生するものですが、
ある程度、新築時に防げるものもあると思われます。

このお家、雨の日には、玄関前がこんな水浸しに…
これも、新築時になんとか工夫できなかったのかな?
雨の日には水道メーターも中まで水没していますし。
HH19

あと、新築時に限らず、リフォーム時も、
どうにかならなかったのかな?ということもあるものです。
(当事者にしかわからない事情もあれば、
 なんとなくそうなったということもあるのでしょうが)

こちらの電気温水器は、新築時からのガス給湯器をやめ、
過去のリフォームで設置されたものだそうですが、
配管のメンテナンス時にちょっと不便(^^;)
もう少しずらして設置してくださっていれば、
ありがたかったのですけど…
(周りにスペースはあるので)
HH20

とにかく、自分たちも後々の使用のことや、
メンテナンス、入れ替えのことを意識して
慎重にプラン、施工しなくては!
と改めて思う、今回の現場でした。

…ところで、今回も、しばら経ったら、もう一度
キッチンの床下を確認いただかなくては、と思っています。
今度はしっかり乾いていますように(^^)!


それにしても、今回、過去で一番長い記事だったかもしれません。
自分の施工記録も兼ねたブログなので、一気に書ききりましたが、
おつきあい頂いた方がいらっしゃいましたら、本当に
ありがとうございます(^^) お疲れ様でした!


さて、今日の記事は…
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