洗面所の床下への漏水、原因は…

ここでは、「洗面所の床下への漏水、原因は…」 に関する記事を紹介しています。
先日、お客様より、
洗面所の床板に水が浸みて傷んできているとの
ご連絡をいただきました。

本来なら、浴室入り口前が水の影響を受けやすいのですが、
こちらのお家では、ちょっと場所がずれています。
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そう、一番黒ずみが激しいのが、
入り口より、さらに右側の部分です。

原因は後で触れるとして、
ひとまず、床をめくっていきます。

現状のフローリングの下は、
元のクッションフロア貼りの床です。
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クッションフロアをめくると、
下地の合板は、水分で腐り、真っ黒に…
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この合板をさらにめくると、下には
グラスウールの断熱材が入っており、
その下には薄いベニヤが貼られていました。
丁寧な造りですが、かえって水分が抜けにくく、
腐りやすい状態になっていたと思われます。
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ここで、この漏水といいますか、
水が浸みてきた原因についての考察です。

下の写真で、くもりガラスの向こうに
浴槽のシルエットが見えますね。
そして、浴槽の周りのピンクの部分は
タイル仕上げとなっています。
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(※写真をクリック拡大していただくと、
下の方、ガラス向こう面に水分が入っているのが見えます)

実は、こちらのお家では、以前に、
浴槽のサイズを大きくして入れ替える、
というリフォームをされているのですね。

ですから、元々は、このくもりガラスの向こうは、
洗い場の床となっており、浴槽はその奥にあった
ということです。

浴槽を間口いっぱいの大きいサイズに変えたため、
ガラス面までタイルで仕上げたようですが、
どうも、タイルとガラス面の取り合い部分の
コーキングやタイル目地、ガラスの押さえ材
(グレチャンと呼ばれるパッキン)の隙間から、
水が入っていったのでしょう。

コーキングは経年変化で痩せたり、
下地の動きではがれたりもしますので、
ずっと防水性が保つものでもはありません。

当時のご予算や工期など、条件にもよりますが、
可能なら、洗面所との間のこのFIX窓の高さを小さく
造り替え、浴槽の横は腰までタイル壁(洗面所側は
クロス壁)を立ち上げた方が安心だったかもしれません。

今回は、将来システムバスに入れ替える可能性もあるので、
床下地の傷んだ部分だけを取り替え、今後の漏水の可能性も考慮し、
断熱材は水分を吸い込まないスタイロフォームに。
根太を追加し、床板は一枚だけにしました。
そして、浴室側は今までされていなかったところも含め、
重点的にコーキングを打ち直しました。
(通常はしない、タイル目地部分も、痩せ欠けに備え、
念のためにカバー(^^;))
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クッションフロアを貼り、完成です。
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昨年から今年にかけ、ブログを遡っても、
漏水や雨漏りの記事が目立ちます。
建築は水による影響(被害)が
問題となることが多いので、
このような機会に自分たちもしっかり現場から
学ばなくては!と思います(^^)


さて、今日の記事は…
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